みっけ!

町たんけんで見つけたものを、写真とひとことメモをつけて地図にはり、 クラス全員でその地図を見せ合えるようにした無償のアプリです。小学校の教員が作りました。

Google アカウントが1つあれば動きます。サーバーの費用も、外部サービスの契約もありません。

このページからは、地図を開けません

このアプリは、先生おひとりずつが、ご自分の Google アカウントで公開して使う形です。 共通の入口はありません。

ピンも写真もメモも、公開した先生ご自身の Google ドライブにある表計算ファイル1つの中だけに入ります。 制作者を含め、ほかの誰のところにもデータは行きません。

くわしい紹介を読む コードを見る(GitHub)

どんなアプリか

町たんけんから帰ってくると、子どもたちはそれぞれ違うものを見つけています。 けれど発表の時間で聞けるのは数人ぶんで、残りの子が見つけたものは、 だれの目にも触れないまま終わってしまう。 集めるところと並べるところを画面にまかせれば、その時間は見合うほうに戻せます。

ピンを立てる画面。写真を選び、なまえとメモを書き、アイコンの色を選ぶ入力欄が並んでいる
地図の上をタップしてピンを立て、写真とひとことメモをつけます。
ピンを開いた画面。写真とメモの下に、友だちのコメントとスタンプが並んでいる
友だちのピンを開いて、コメントやスタンプを返せます。
先生の画面。学級全員のピンが1枚の地図の上に色分けして並んでいる
先生の画面では、学級全員のピンが1枚の地図に集まります。電子黒板に大きく映せます。

使うときの流れ

  1. 先生が「単元」を作り、地図の画像(校区の地図など)を1枚のせます。
  2. URL を配り、子どもたちが名前を入れて参加を申請します。先生が承認すると使えるようになります。
  3. 見つけたものの写真をとって、地図の上にピンを立てます。何個でも立てられます。
  4. 友だちのピンを見て、コメントやスタンプを返します。班や色でしぼって見ることもできます。
  5. 先生は、なぞって範囲を選ぶと、その中のピンだけをまとめて読めます。

入れかた

準備するものは Google アカウント1つ。ふだんお使いの学校のアカウントで構いません。 スプレッドシートをコピーして、公開の設定をするだけです。10分ほどで終わります。

スプレッドシートをコピーして始める
  1. 上のボタンを押し、「コピーを作成」を選びます。ご自分のドライブにファイルができます。
  2. できたファイルを開き、上のメニューに「みっけ!」が出たら 「はじめの設定(先生として登録)」を1回押します。 押した方が、この学級の先生になります。
  3. 「拡張機能」>「Apps Script」>右上の「デプロイ」>「新しいデプロイ」>種類は「ウェブアプリ」。 次のユーザーとして実行=「自分」、アクセスできるユーザー=「同一ドメインの全員」にします。
  4. 表示された URL を児童に配れば準備完了です。

コードは、コピーしたファイルの中に入っています。 貼り付ける作業はありません。ピンも写真もそのファイルの中に入るので、 どこにできたのかを探す必要もありません。

児童がこのファイルを開ける必要はありません。読み書きはすべて先生の権限で行われるので、 児童にはスプレッドシートの共有をしないでください。

コピーできないときは、貼り付けでも入ります。 学校のポリシーで、外部のファイルのコピーが禁じられていることがあります。 その場合は、README の「入れかた」 にある貼り付けの手順をご覧ください。入るものは同じです。

「アクセスできるユーザー」は「同一ドメインの全員」にしてください。 このアプリは、開いている本人が誰かを Google アカウントで確かめて、 「先生の名簿に載っている子」だけを通します。 「全員(匿名ユーザーを含む)」にすると本人が分からなくなり、 先生ご自身も含めて誰も入れません(そう表示されます)。

情報担当の先生へ

項目このアプリの場合
フィルタリングで通すもの アプリ本体が置かれる script.google.com と googleusercontent.com。画面の部品に unpkg.com と cdn.tailwindcss.com を読みます(このページ自体はアプリではありません)。
データの置き場所 公開した先生ご自身の Google ドライブにある表計算ファイル1つだけ。 写真もそのファイルの中に入ります(Google ドライブの別ファイルは作りません)。 制作者もデータを見られません。
アプリが求める権限 スプレッドシートの読み書き・外部への通信・メールアドレスの確認の3つだけ。 ドライブ全体を読む権限は求めません。 承認するのは公開する先生おひとりで、児童には同意画面が出ません。
児童が入れる情報 表示名(ニックネームや出席番号でも可)と、写真・メモ。 児童どうしの画面では、ほかの子のメールアドレスは出ません。
先生用の操作 参加の承認・単元の管理・他の子の記録の削除は、 公開した先生(と先生が名簿で先生にした人)だけ。 画面のボタンを隠すのではなく、サーバー側で確かめています。
AI(Gemini) 先生が API キーを入れたときだけ動きます。 送る文からは名前を仮名に、連絡先を伏せ字にしてから送ります。 児童の画面から AI は呼べません。
費用・アカウント登録 どちらもありません。MIT ライセンスで公開しています。

シートを点検する

コピーしたスプレッドシートを開くと、上のメニューに「みっけ!」が出ます。 「シートを点検する」を押すと、中の作りがアプリの想定どおりかを確かめられます。

列は見出しの名前で読み書きしているので、 列を足したり並べ替えたりしても動きます(先生用のメモ欄を足していただいて構いません)。 困るのは見出しの行ごと消えたときだけで、そのときは点検が「どこがどうなっているか」を出します。 「シートを直す(足すだけ)」は足りないシートと列を足すだけで、 消したり動かしたりはしません。

できないこと

正直に書いておきます。オフラインでは使えません(地図もピンもサーバーから取ります)。 画面は10〜15秒ごとに読み直す形なので、友だちのピンが出るまで少し間があります。 写真は表計算ファイルの中に文字として入れているため、1枚あたりの大きさに上限があり、 枚数が増えるとファイルが重くなります。 学級をまたいで見せ合う機能はありません(1つの公開=1つの学級です)。